少し前の話になります。

3月5日に今年4回目の伊勢参りをさせて頂きました。

その前日ネットでこんな記事を目にしました。

【御塩殿神社において、御塩焼固がはじまる】

私もまだ参拝させて頂いていない神社でしたので、参宮前にまずご縁を頂く事にしました。

 

夫婦岩で知られる二見ケ浦にほど近く、海岸沿いに鎮座する皇大神宮所管社の、

【御塩殿神社(みしおどのじんじゃ)】

ここは、伊勢神宮の神饌として神事などに使用される、堅塩を作る設備を備えた神社です。

 

 

向かって左側のお社が遷宮終了したばかりの、ご祭神、御塩殿鎮守神(一説には塩土翁神ともされる)
をまつる麗しきご正殿。

そして右側が今回神事が行われる【御塩殿】です。

 

御塩殿に向かうと、通常は閉じられている御扉が、

この様に開けられており、【御塩】を拝見させて頂きました。

すると、扉の奥から神職さんが出てこられてパンフレットを下さり、様々なお話をお伺いしました。

ありがたいことに、各地で参拝をさせて頂くと今回の様に絶妙のタイミングでご説明下さる方が
現れます。

ある時参拝によくご一緒する方が、

【伊藤さんと参拝すると、よく説明おじさんが現れますよね~】

と言われました。

おじさん(男性)だけではないのですが(笑)確かにそういった方々から知らない情報がもたらせれます。

個人的には、

【スーパーガイド】

と呼んでいます(笑)

こうした、絶妙のタイミングという時間の采配により繋がったご縁こそが目に見えない存在がもたらせて
下さったものなのです。

ここでは3月と10月の年2回それぞれ5日間、1日に20個、ですから5日間で100個、三角錐形の
の土器に荒塩詰めて堅塩に焼き固めるのだそうです。

これは、いわば仕上げの作業であり、そこに至るまでにはまず少し離れた場所にある神宮所轄の塩田で
鹹水(かんすい)を採取し、御塩殿の裏手にある、

 

こちらの左側の、【御塩汲入所】で保管し、右側の【御塩焼所】にて鹹水を大きな平鍋で2〜3日
昼夜を通して焚き上げ水分を抜いた荒塩が作られ、御塩殿で焼き固められます。

この作業は何十年に渡りお一人の方が専従されているそうです。

お話下さったのは、お若い神宮の神職さんで4年ほどこの神事に携わっておられるそうです。

その中で驚いた事をいくつか。

例えばこの神事で言うと焼き固める訳ですから火が必要となります。

その火も舞錐(まいぎり)で起こした火である忌火を使います。

絶えず炎を維持するためには燃料が必要で、ここでは木材が使用されます。

その木材もしかり、全ての資材は神宮の所轄地からもたらされるそうで、その昔はもっと厳密に
様々事が定められており、この神事で使用する為の木材は必ず決められた山林から伐採していた
そうです。

そして、完成した御塩を神宮に運ぶための専用道、【御塩道】も定められていたそうです。

原材料となる海水の状態は常に一定ではありませんから、その時により完成された御塩の色も味
も異なるそうです。

この御塩は神宮での祭祀ばかりに用いられるのではなく、実は私たちが御垣内参拝をさせて頂く際、
最初にお清め頂く時の御塩もこちらのものであったのです。

神様と同じものが頂けていた事を知り、とてもありがたく嬉しく思い、この後御垣内参拝をさせて
頂いた外宮では、これまでとは全く違う心持でお清めに臨みました。

 

さて、神職さんが4年ほどこの神事に携わられ、ある時ふと感じた事があるそうで、それには大変
感銘を受けました。

それは、

【塩はなる(成る)】

という感覚に陥ったというお話。

ここは神事が行われているからと言って、神宮と違い多くの方々が訪れる訳ではありません。

いわゆる作業自体は、常時火の加減が一定であるよう保つ事。

いわば監視役のようなものでしょうか。

時間はゆったりと流れています。

神職さんも当初、精一(一生懸命)

【御塩を作らせて頂く】

という思いでこの任にあたられていたそうです。

【塩は人が作り上げるものだ】

との考えもあったそうです。

ある時、火の加減を保つための木材を釜にくべながら、鍋の上に入れられた鹹水を見ていると
次第に水分が蒸発していき、そしてそこに塩の結晶が現れた始めたそうです。

その姿を見た時、

【塩は私が作っているのではない、塩はなるものなんだ】

先人が見つけだしたある一定の法則を用いれば、塩ができるのです。

【私たちがしている事は、塩が塩になるためのお手伝いをしているに過ぎない】

そう感じたそうなのです。

おそらくその瞬間、塩との絶対的信頼関係が結ばれたのでしょう。

その絶対的信頼関係は、少しの疑いもなく全ては成るように成るのだと知り尽くさなければ
生まれるものではありません。

これは、塩がなる事を信じるという事とは異なります。

そうでない、そうならない可能性も否定できないからこそ、人は信じようとするのです。

【塩はなる】

これは私たちの世界においても大切な感覚だと思います。

例えば、

【子供(部下)は育てる】

ものでしょうか、あるいは、

【子供(部下)は育つ】

ものなのでしょうか。

これまでの塩の話を当てはめると、

【子供(部下)は育つ】

ものであるといえるでしょうね。

人は時を経ながら、それぞれの天命・使命といったものを果たしていきます。

育つためにはそれぞれに応じた一定の条件が必要となります。

塩と異なるのは、人はそれぞれが異なった存在であるため、同じ木材や同じ火の熱量、同じ時間
を用いれば、同様のものが出来上がるかといえばそうではありません。

子供の、部下の周囲の方ができる事は、それぞれに合った木材や、火の量、時間を見付けだし、
結局はそれをし続け、見守り続ける事であり、それにより人は成っていくのだと思います。

そう考えると、スピリチュアル的な世界で良く使用される

【人を導く(伝導士)】

と言った呼称もとても恐れ多いと感じてしまいます。

【そもそも人は成るように成るものである】

そう知っている人であるならば、そんな言葉は使用しない事でしょう。

【塩が塩になるように】

【それぞれの人がそれぞれの人に成るように】

その為にどう、支援、サポート、お手伝いができるか。

私にとっての天命・使命がそこにあるのならば、ご相談頂く皆様の存在は、木材であり、火である
のだと思います。

私がご相談頂いた皆様をより良き方向へ導くためのお手伝いをしているのではなく、私の天命・使命
が支援、サポート、お手伝いであるからこそ、私のために、私がそうなるためにご相談という形で
ご縁を頂き、お手伝い頂いている訳です。

人様のために何か為しているなどという自負は、実は大きな間違いであり、結局は自分の為にそれを
なしていたのです。

神職さんのお話から、そんな事を学ばせて頂きました。

 

神棚には通常、お米、お水、そしてお塩を供えます。

実は私、これまでこのお塩に関しては他のお米、お水に比べ関心の低いものでした。

しかし私たちを含め、地球上の多くの生物は適量のナトリウムがないと生命を維持することができず、
その供給源である塩は生命にとって欠かせないものなのです。

先人はその大切さを知っていたからこそ感謝を表すと共に、それを忘れる事のないよう神棚に供える
事を示したのでしょう。

 

さあ、これから私は、

【〇〇〇〇になるように、(なれる事を)信じています】

という言い方はしないようにします。

【〇〇〇〇になる事を(なれる事を)知っています】

そう言おうと思います。

なぜなら、今回の御塩殿神社でのご縁が、

【成るように成る】

と、そう神様が言われた事を知っていますから!!

 

これから神宮参拝前は、こちらの御塩殿神社を必ず参拝させて頂こうと思います。

(但し、専用の駐車場はありませんのでご注意くださいませ)

 

・・・・☆・・・・☆・・・☆・・・・☆・・・・☆・・・・☆

日時:平成31年4月3日(水) 10:00~
☆9:45分頃までに、本堂にお越し下さいませ☆

会場:真福寺(岡崎市 真福寺町 字薬師山6)
(駐車場あり)

奉納揮毫:小川澪月先生

参加見学費:無料

☆所要時間は1時間程度でございます。

☆今回は住職様のご厚意により、本堂内陣で特別に開催させて頂きます。

☆奉納揮毫終了後、ご希望の方は菩提樹館を拝観させて頂き、
12:30頃より名物の竹善料理(1,512円必要)を頂きます。

☆お食事には予約が必要となりますので、ご一緒にお食事を!
と思われる方は下記のフォームよりご連絡くださいませ。

☆彡奉納揮毫にあたり☆彡

【奉納】とは感謝の気持ちを、神仏へ捧げるためのものです。
お寺やお宮への感謝、書家や演奏家への感謝、お手伝いして下さった方への感謝、声掛けをして下さった方への感謝、橋渡しをして下さった方への感謝等々。相互の感謝の気持ち。それが最高潮に達することで、神仏への奉納の気持ち、感謝の心は作り上げられていきます。

奉納は仏事であり神事です。したがってそこに神仏が介在します。つまり、「4.3和の国日本 TAISHI 日本の誇り、和の精神を世界へ 」に関わる全ての方々は、ご仏縁によって結ばれているということです。ですから、互いに対する感謝は、そのまま神仏に対する感謝となります。

このたびのプロジェクトは各自の持ち出しであり、お金のやりとりが全くありません。その代わりに互いに対する感謝の気持ちで成り立っています。つまり、「奉納の原点」に立ち返るということなのです。

多くの皆様のご参集を心よりお待ち申し上げております。

・・・・☆・・・・☆・・・☆・・・・☆・・・・☆・・・・☆

☆彡神社・仏閣清掃活動予定☆彡

①蒲郡竹島:八百富神社  4月7日(日)

②豊川市国府:大社神社  4月21日(日)

詳しくは右こちら!

ご一緒できれば嬉しいです。

・・・・☆・・・・☆・・・☆・・・・☆・・・・☆・・・・☆

☆彡参拝の旅の予定です☆彡

☆彡ご予約受付中です☆彡
☆ 4月14日(日)☆天河大辨財天社春季大祭&龍神三社巡りの旅☆
☆ 5月19日(日)☆鞍馬ウエサク祭&京都の旅☆
☆ 6月 1日(土)☆丹生川上神社下社例大祭&己巳の日の天河の旅☆
☆ 7月21日(日)☆伏見神宝神社鎮魂祭の旅

送信フォームは右こちらからお願いいたします!

・・・・☆・・・・☆・・・☆・・・・☆・・・・☆・・・・☆

☆いいねを頂けると嬉しいです☆






☆皆様の一年が光り輝くものでありますように!☆

本日もお読み頂き、ありがとうございます!

今日も、明日も、心に笑顔が灯ります様に!

今日も、明日も全ての存在に素晴らしき光と温もりが届きます様に!

明日は今日よりももっと大切なものが見つけられます様に!